2015年12月16日水曜日

ククサーKuksa その2

胡桃油を塗りました。
艶はありませんが、なかなか良い色合いですよね!
どんな感じに育っていくのか楽しみです。

2015年11月11日水曜日

ククサーKUKSA

ククサをご存知ですか?
フィンランド北部ラップランドに住んでいたサーミ人に伝わる、白樺のコブをくり抜いて作られる手作りのマグカップです。
詳しくはククサで検索して頂ければ詳しい情報が見つかると思いますのでそちらにお任せします(^_^;)

北欧のナイフに興味が湧き始め、色々探していると、ところどころでこのククサが出てくるのです。素朴ながら木目が美しいホッコリなカップが気になり始め、ならば作ってみようとなったのです。
しかし、 白樺のコブなんてフツー材木屋には流通しませんから、さてどうしたものか。
ま、白樺のコブはいづれ巡り会うであろうとして、今回はヒバでやってみることにしました。
写真全然撮ってないのであっという間ですが、 えらい大変です(^_^;)
これは毎日コツコツ夜なべしながらプレゼントする相手を想いながら作るものなのでしょうね。

まず中を繰り抜きます。
内側の黒いシミはiPhoneのカメラの傷です。その後外側を整形します。


で、研磨が終わったところです。
あとは胡桃油を塗って完成です。




年輪、細かいですよね。
このククサの中だけで100年分以上の年輪が刻まれています。
原木は恐らく江戸時代から生きていたのかもしれません。


2012年5月1日火曜日

私でいいんだろうか。

私、4月から県と市の青少年指導員になりました。
結婚してないし子供もいないんだけど…
5月に子ども大会がありまして、早速何か作ることに。

で、優勝と準優勝の盾を作りました。
協賛企業ということで一銭にもなりませんが、
こんなんで子供が喜んでくれればいいですが。

このデザインだと木裏より木表の方が木目のつながりがいい。
まあ、優勝と準優勝の差別化にはいいかな。
脚の付け根に隙間があるように見えますが、着色剤が残っているだけなのでございます。
ともあれ、写真で現物の質感を出すのは難しい。




2012年4月24日火曜日

で、裏を出す。

裏の裏だから表か、写真では鎚跡が残ってますが、鍛冶屋でもないのにここをコンコン打つべし!
ついでにちょっと研いでみる。
先っちょの光沢のあるところが鋼
その上のもやっとしているのが地金。
地金に黒い点がいくつかありますが、これが多いほど良い鉋だそうで、
この刃も砥石が当たったとこだけでもいくらかあるのでちょっと期待できそう。

 
 
 
 
 
 
再び裏を研いでこんなんなりました。
  
 
 
 
 
 
1〜2mmくらい砥石に当たっていればいいのでこんなもんでしょうか。
左右(脚)がチグハグなのは気になりますが、
今回は手を付けず、後は鉋台の仕込みの調整です。
それはまたいずれ。

切れ味良いといいな〜!

2012年4月18日水曜日

小田原城の骨董市に行って来ました。

古い大工道具も並んでいて、鉋(カンナ)を買って来ました。
銘が運海とありますが、刻印を打ってあるのではなく手彫されているので、これはひょっとして高価な鉋なのではと淡い期待を抱きながら買って来ました。
とは言え最初は1000円だったけど500円まで値切って買って来ました。

買った時は赤錆だらけでしたが、真鍮ブラシで赤錆を落として椿油 を塗ったのでそこそこ見られるようになってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
刃を抜いてみるとこんな感じ。

一般的に片刃の刃物の裏側は皿のように真ん中が凹んでいて、
周辺だけが砥石に当たって平坦が確認できるようになっていますが
こいつはちょっと砥石を当ててみても刃先に当たりません。
だから当然切れません。前の持ち主はそれで手放したのかな?

裏金の銘は写真では見難いですが梅鶯とあります。
おや?
 

2012年3月15日木曜日

ベツレヘムの星

今夜、金星と木星が最接近
だそうで、散歩がてら見に行ったら結構はっきり見えるじゃありませんか。
三脚を持って来なかったことを後悔しつつ、道路横の縁石に我慢の子。

地味ながら伝説の天体現象かと思うと感慨深い。

2012年3月11日日曜日

3.11

東日本大震災におきまして、犠牲になられた方々に哀悼の意を表すと共に、今尚困難な生活を続けられている皆様にお見舞い申し上げます。

私たちは忘れません。
失われた命、悲しみ、困難と苦労、得られた教訓、震災はまだまだ続いている事。
そして私たちは試されているという事。

私たちは信じます
幾度もの困難から何度でも立ち上がってきた日本人の強さを。